◆ 関節リウマチ ◆
関節の炎症と痛みが次第に全身に全身に広がる一方、進行すると変形して身体障害がでる病気です。20〜40歳代の人にかかりやすく、男女比は1対4で、女性に多い病気です。関節が炎症をおこし、腫れたり痛んだりします。この炎症が長く続くと滑膜組織が増殖し、関節を構成する骨や軟骨を蝕み、関節を破壊していきます。
【症状】頭から足の先まで、さまざまな症状を起こす全身性の病気で、体の右側も左側も、いろいろな関節が腫れたり痛んだりします。関節の腫れがはっきりしない段階でも、朝起きたときに動かしにくい、という「朝のこわばり」という症状が特徴的です。この「朝のこわばり」は、特に手指に出現することが多く、このこわばりの続く時間がしだいに30分、60分と長くなってくると要注意です。
『関節の腫れと痛み』リウマチでは、多発性関節炎により全身の関節に症状が出現します。症状の特徴は、初めはこわばりから、しだいに腫れと痛みがあらわれます。
『指が変形、筋力低下』関節炎が進むと、手や足の指に特有の変形が起こり、日常生活動作が妨げられます。また、訓練をしないと筋力も落ちます。
●手指と足趾の変形●
ボタン穴変形 |
スワンネック変形 |
尺側偏位 |
Z型変形 |
外反母趾 リウマチ以外でも |
槌趾変形 |